中古EV・PHEVについて、制度の正確な解説と実務(費用・流れ・依頼先)を一次情報にあたって整理するメディア。
NEW 中古EV・PHEVナビ
ホーム › 補助金・費用・維持費 › 電気自動車安い順で比較!おすすめ10選と補助金後の価格ランキング
補助金・費用・維持費

電気自動車安い順で比較!おすすめ10選と補助金後の価格ランキング

三上 卓也 / 更新:2026-06-24
電気自動車安い順で比較!おすすめ10選と補助金後の価格ランキング
「結局いちばん安いEVってどれ?」と調べ始めて、価格表記がバラバラで混乱した人は多いはずです。私もそうでした。

結論から言うと、新車で最安帯は日産サクラと三菱eKクロスEVの軽EV。ここに補助金が乗ると、実質負担はさらに下がります。

この記事では、車両本体価格を安い順に並べたうえで、補助金後の実質価格、中古相場、電気代や税金まで含めた総額(TCO)で「本当に安いのか」を中古車査定11年の目線で検証します。

電気自動車を安い順に比較!価格ランキング一覧

「中古車市場に溢れる国産EV」大暴落の理由と電気自動車が安く買えるタイミングを解説します!
「中古車市場に溢れる国産EV」大暴落の理由と電気自動車が安く買えるタイミングを解説します!

まずは車両本体価格を安い順に。EVは300万円〜1000万円ほどと価格の幅が広く、低価格帯は軽EVとコンパクトEVに集中しています。

軽EV・コンパクトEVの安い価格帯

新車で最安帯を担うのは、日産サクラと三菱eKクロスEVの2台。比較記事でもこの2車種が最安として並びます。

軽・コンパクトEVの新車価格(安い順)
価格はグレード・年式・改定で変わるため、最終的な金額は各公式の価格表で要確認。
車種新車価格(目安)区分
三菱 eKクロスEV256万〜313万円軽EV
日産 サクラ259万9300円〜軽EV
BYD DOLPHIN299万円〜(記事により363万〜407万円)コンパクトEV

中型・SUVクラスの価格帯

軽より一段上の中価格帯には、ヒョンデKONAやMINIのEVが入ります。価格表記が記事ごとに割れているので、年次とグレードを確認してください。

中価格帯EVの新車価格(目安)
車種新車価格(目安)
ヒョンデ KONA399万3000円〜(または399万〜506万円)
MINI ACEMAN EV491万〜556万円
MINI COOPER EV498万円〜

補助金適用後の実質価格で並べ替え

ここが「安い順」で一番大事な部分。国のCEV補助金は、2024年度で上限85万円、小型・軽EVは上限55万円とする解説があります。

つまり軽EVなら、55万円が丸ごと引ける可能性がある。サクラの本体259万9300円から仮に上限が適用されれば、実質200万円台前半まで下がる計算です。補助金額は年度の公的要領で必ず確認してください。

国産・輸入の安い電気自動車おすすめ10選

価格帯で並べた候補を、用途別に整理します。最安帯の軽EVから、手頃な国産、低価格の輸入EVまで。航続距離と価格のバランスも後段で比較します。

国産・輸入の安い電気自動車おすすめ10選

日産サクラ・三菱eKクロスEVなど軽EV

街乗りメインなら、正直この2台で十分というケースが多い。日産サクラは259万9300円〜、三菱eKクロスEVは256万〜313万円。中身はほぼ兄弟車です。

メリットは、補助金後の実質価格が低く、自宅充電と相性が良いこと。デメリットは航続距離が短く、長距離・高速の連続走行には向かないこと。ここは正直、割り切りが要ります。

日産リーフなど手頃な国産EV

軽では距離が足りない人には、日産リーフ。中古比較でも安い順の候補として名前が挙がる定番です。

5人乗りで荷物も積めて、新車・中古とも選択肢が多い。私が査定現場で見てきた感覚でも、玉数が多くて値ごろ感のある中古が出やすい一台です。

フィアット500e・プジョーe-208など輸入EV

輸入の低価格帯で人気なのが、フィアット500eとプジョーe-208。デザイン重視で1台目を選ぶ人に向きます。

輸入EVで本体価格を抑えたいなら、BYD DOLPHINも候補。299万円〜(記事により363万〜407万円)と、輸入の中では低めの価格帯です。

各車種の航続距離・充電時間と価格のコスパ比較

「安い=コスパが良い」とは限りません。価格と用途の相性で見るべきです。下の整理を目安にしてください。

価格帯と用途の相性(コスパの考え方)
航続距離・充電時間の具体数値は各公式仕様で要確認。ここでは価格帯と向く用途を整理。
タイプ代表車種価格帯向く用途
軽EVサクラ/eKクロスEV256万円台〜近距離・通勤・買い物
コンパクトEVDOLPHIN/e-208/500e299万円台〜街乗り+たまの中距離
中型・SUVKONA/MINI EV399万円台〜家族利用・長めの距離

電気自動車を安く買うための購入方法と支払い

同じ車でも、買い方で総額は変わります。新車・残価設定ローン・リース・サブスク、それぞれの向き不向きを整理します。

電気自動車を安く買うための購入方法と支払い

新車購入・残価設定ローン・リース・サブスクの比較

私の立場をはっきり言うと、補助金を確実に自分のものにしたいなら現金または通常ローンでの購入が分かりやすい。リース・サブスクは補助金の扱いが契約で変わるため、見積もり時に必ず確認してください。

主な購入・支払い方法の比較
月額・手数料・補助金の扱いは契約条件で変動。具体額は各社見積もりで要確認。
方法特徴補助金の扱い向く人
現金・通常ローン所有権が自分。下取り・売却の自由度高い自分で申請しやすい長く乗る・売却益も狙う人
残価設定ローン月々を抑えやすい。返却時に残価条件あり要確認数年で乗り換えたい人
リース税金・車検込みで月額一定契約で異なる・要確認支出を平準化したい人
サブスク保険込みで手軽。中途解約に条件契約で異なる・要確認短期で気軽に乗りたい人

決算期やモデルチェンジなど安く買うタイミング

値引きが動きやすいのは、3月・9月の決算期と、モデルチェンジ前の現行型在庫。型落ち直前は値ごろになりやすい一方、リセールでは新型より弱くなる点だけ頭に入れておきましょう。

登録済未使用車・在庫車で安く買うコツ

新車に近い状態で安く買いたいなら、登録済未使用車。実質ほぼ新車で、値引き済み価格から探せます。在庫車も同様に、ディーラーが抱える色・グレードなら交渉余地が出やすいです。

中古EVという選択肢で安く乗る

【謎】EVとガソリン車どっちがコスト安い?【コスト比較】【自動車の維持費】
【謎】EVとガソリン車どっちがコスト安い?【コスト比較】【自動車の維持費】

安く乗るなら中古EVは有力。ただし「安い理由」を見極める力が要ります。査定現場の目線で、相場・バッテリー・注意点を順に。

中古EVの相場の目安

中古EVは新車より安い例がある一方、全体の平均はまだ高め。カーセンサーの記事では掲載中古EV約170台の平均車両価格は約515万円、2023年3月時点では平均約635万円でした。

つまり「中古=必ず安い」ではない。安いのはリーフのような玉数の多い定番車で、ここを狙うのが現実的です。

バッテリー劣化の見極め方と保証の確認

中古EVで最重要はバッテリーの状態。メーターやアプリで劣化の度合い(容量の目安)が確認できる車種が多いので、納車前に必ず数値を見せてもらってください。

あわせてメーカーのバッテリー保証が残っているかをチェック。保証が残る個体なら、万一の容量低下時に交換・修理の道が残ります。

中古EV購入時の注意点

走行距離だけで判断しないこと。距離が短くても、急速充電を多用してきた個体は劣化が進んでいる場合があります。私が査定するなら、容量の数値・保証残・充電履歴の3点をセットで見ます。

補助金を活用してさらに安く購入する

EVの実質価格を大きく下げる主役が補助金です。国のCEV補助金に、自治体の上乗せが加わると差は数十万円になります。

補助金を活用してさらに安く購入する

国の補助金(CEV補助金)の金額と申請手順

前述のcarsmoraの解説では、2024年度のCEV補助金は上限85万円、小型・軽EVは上限55万円。金額は年度ごとに変わるため、購入年度の公的要領で必ず確認してください。

申請は、車両登録後に必要書類をそろえて提出する流れが基本。予算枠が尽きると締め切られるため、納車時期と申請期限の関係は販売店に確認しておくと安心です。

自治体ごとの上乗せ補助金と併用可否

国の補助金に加えて、自治体が独自の上乗せを用意している地域があります。併用できるかは自治体ごとに条件が異なるため、お住まいの市区町村の最新要項を確認してください。

補助金を使う際の注意点

見落としやすいのが保有義務。補助金を受けると一定期間の保有が求められ、早期に売却すると返納になる場合があります。「数年で手放す前提」の人は、ここを契約前に必ず確認してください。

購入後にかかる費用と総保有コスト(TCO)の比較

安さは買った瞬間では決まりません。電気代・充電設備・税金・保険まで足した総額(TCO)で見るのが、後悔しない買い方です。

購入後にかかる費用と総保有コスト(TCO)の比較

電気代と自宅充電設備の設置費用

自宅で夜間に充電できると、燃料コストは抑えやすい。一方、200V充電設備の設置には工事費がかかります。マンションなど設置が難しい環境では、外出先の充電に頼ることになり、ここはコストにも生活動線にも効いてきます。

メンテナンス費・税金・保険

EVはエンジンオイル交換が不要で、整備項目が少ない分メンテは軽め。税制も優遇されています。

EVの税制優遇(解説記事による期限)
いずれも期限付き。最新の適用可否は購入時に要確認。
税目優遇内容期限
環境性能割非課税2026年3月31日まで
自動車重量税免税2026年4月30日まで
自動車税概ね75%減税2026年4月30日まで

ガソリン車・ハイブリッド車との維持費の損益分岐点

総額で見ると、見え方が変わる試算があります。あるシミュレーションでは、サクラ新車320万円の10年総費用が415万円、サクラ認定中古車180万円が330万円、中古ガソリン車90万円が418万円でした。

驚いたのは、入口90万円の中古ガソリン車が、10年総額では新車軽EVとほぼ並ぶ点。燃料・維持費を積み上げると、入口の安さは逆転し得るということです。私はこの数字を見て、TCOで比べる重要性を改めて実感しました。

予算とライフスタイルから選ぶEVの選び方

おすすめ【EV】電気自動車ランキング!
おすすめ【EV】電気自動車ランキング!

最後は、価格だけでなく使い方から逆算します。EVの長所・短所を踏まえ、自分に合うタイプを選ぶのが結局いちばん安く済む道です。

EVのメリットとデメリット

メリットは、自宅充電なら燃料コストを抑えやすく、税制優遇があり、静かで加速がなめらかなこと。

デメリットは正直こちらの方が生活に直結します。航続距離と充電時間の制約、充電環境がないと不便、そして中古ではバッテリー劣化のリスク。ここを許容できるかで向き不向きが決まります。

購入時にチェックしたいポイント

見るべきは3つ。自宅で充電できるか、ふだんの走行距離が車の航続でまかなえるか、補助金後の実質価格とTCOで予算に収まるか。この順で確認すると判断がぶれません。

こんな人におすすめのEVタイプ別整理

タイプ別おすすめの考え方
こんな人向くタイプ候補例
近距離中心・自宅充電あり軽EVサクラ/eKクロスEV
街乗り+たまに中距離コンパクトEVDOLPHIN/e-208/500e
家族で長めの距離も中型・SUVリーフ/KONA
入口価格を最優先中古の定番車中古リーフ

将来のリセールバリューを踏まえた長期的な安さ

長く乗るなら、保証残とリセールも安さの一部です。バッテリー保証が長く残る個体は、数年後に売るときも評価されやすい。型落ち直前の現行型は安く買えても再販で弱くなりがちな点は、覚悟のうえで選んでください。

電気自動車の安さに関するよくある質問

検索でよく一緒に調べられる疑問に、ここまでの数字を踏まえて短く答えます。

電気自動車の安さに関するよくある質問

よくある質問

電気自動車安い順とは?
車両本体価格を安い順に並べた見方です。新車の最安帯は日産サクラ(259万9300円〜)と三菱eKクロスEV(256万〜313万円)の軽EV。ただし補助金後の実質価格や、電気代・税金を含めた総額(TCO)で順位は変わります。
電気自動車を安く買う費用の目安は?
軽EVなら本体256万円台〜が起点で、国のCEV補助金(小型・軽EVは上限55万円とする解説)が引けると実質はさらに下がります。総額の試算では、サクラ新車320万円の10年総費用が415万円という例もあります。金額は年度・自治体・条件で変わるため要確認です。
電気自動車を安く買う始め方は?
まず自宅で充電できるかを確認し、ふだんの走行距離に合う車種を絞ります。次に補助金後の実質価格と支払い方法(現金・ローン・リース・サブスク)を比較し、決算期や登録済未使用車・中古も含めて見積もりを取るのが現実的な進め方です。
この記事について質問できますAIが記事をもとに答えます
こんにちは。この記事について、下の候補から選ぶか、自由に質問できます。

三上 卓也

元中古車販売店 仕入れ・査定担当 ・ 現在はカーライフ系Webメディアの編集者

中古車販売店での査定・仕入れ経験をもとに、実際の販売価格や諸費用を一次情報として調べ、家計目線で損しない中古EV・PHEVの選び方を伝えます。

メルマガ登録

三上 卓也
三上 卓也
中古車販売店での査定・仕入れ経験をもとに、実際の販売価格や諸費用を一次情報として調べ、家計目線で損しない中古EV・PHEVの選び方を伝えます。

記事には書ききれない現場のリアルや最新の動きを、わたしから直接メルマガでお届けします。よかったら登録してください。

登録は無料・いつでも解除できます。