中古EV・PHEVについて、制度の正確な解説と実務(費用・流れ・依頼先)を一次情報にあたって整理するメディア。
NEW 中古EV・PHEVナビ
ホーム › 車種別・メーカー別の比較と相場 › アウトランダー中古PHEVの相場と選び方|価格・評価を徹底解説
車種別・メーカー別の比較と相場

アウトランダー中古PHEVの相場と選び方|価格・評価を徹底解説

三上 卓也 / 更新:2026-06-24
アウトランダー中古PHEVの相場と選び方|価格・評価を徹底解説
アウトランダーPHEVの中古を探していて、「結局いくら出せば失敗しないのか」が見えずに止まっている人は多いと思います。私が査定の現場で見てきた感覚で言うと、年式とバッテリーの劣化具合で価格は大きく変わります。先に結論を言うと、中古車相場は安いもので40万円台、新しめの2021年以降モデルだと300万〜600万円台まで開きがあります。
  • アウトランダーPHEVは2013年1月に登場し、2021年12月16日に新型が発売された。
  • 中古車価格帯は媒体によって幅があり、グーネットでは42.6万〜1151.2万円で掲載されている。
  • 価格.comでは2013年モデルが43万〜358万円、2021年モデルが324万〜562万円。
  • 車買取EXの中古車平均価格は176.4万円。
  • 2023年式には三菱認定中古車保証(3年走行距離無制限)が付く例がある。

アウトランダー中古 phevの結論

【先進のアレ!】PHEVも100万で買える!?アウトランダーPHEV仕入れ即レビュー!
【先進のアレ!】PHEVも100万で買える!?アウトランダーPHEV仕入れ即レビュー!

中古のアウトランダーPHEVは、予算と「電気で何キロ走りたいか」で狙う年式を決めるのが正解です。

安く買うなら2013年〜2020年の初代後期、バッテリーの持ちと航続を重視するなら2021年以降の新型。ここがいちばん大きな分かれ道だと私は考えています。

価格.comの掲載では、2013年モデルの中古車価格帯が43万〜358万円、2021年モデルが324万〜562万円です。世代でこれだけ離れているのは、PHEV特有の駆動用バッテリー劣化が価格に直結するからです。

PHEVの中古は「走行距離」より「バッテリーの健康状態」を先に確認すべき。同じ年式・同じ距離でも、充電容量が落ちた個体は実用上の電気走行距離が短くなります。

三菱 アウトランダーPHEV(全国)の中古車

全国の中古車流通量は、グーネット掲載で729台という規模感です。

三菱 アウトランダーPHEV(全国)の中古車

アウトランダーPHEVは2013年1月に登場したSUVタイプのプラグインハイブリッド車です。コンセントから充電して電気で走り、電気を使い切るとエンジンで発電・走行する仕組みを持ちます。

2021年12月16日に発売された新型では世代が切り替わりました。中古市場では「初代後期」と「新型」が混在して並んでいるので、見た目だけでなく初度登録年で世代を見分けるのが実務的です。

ガリバーでは、2021年12月以降のモデルを49万〜646万円、2013年1月〜2021年12月のモデルを37万〜472万円と案内しています。同じ車名でも世代で価格の天井が変わる点に注意してください。

価格相場情報

中古相場のざっくりした目安は、平均で176.4万円、買取相場で72万〜323万円です。

これは車買取EXが掲載している数字です。買取相場なので、店頭での販売価格はこれより上に乗ると考えてください。

アウトランダーPHEV 中古車価格の掲載例(媒体別)
各媒体の掲載値。年式・装備・走行距離で個体差があります。
媒体・出典対象価格帯/参考値
グーネット(全体)中古車729台42.6万〜1151.2万円
グーネット(2023年式)2023年式748台36.8万〜634.9万円
価格.com2013年モデル43万〜358万円
価格.com2021年モデル324万〜562万円
車買取EX中古車平均価格176.4万円
車買取EX買取相場72万〜323万円
カタログ(2023年2月)中古車価格帯278万〜619万円

正直に言うと、これだけ幅があると「相場」という一言で語るのは無理があります。私が見るときは、まず年式で世代を固定し、その上で走行距離・装備・バッテリー状態の3点で個体ごとに値踏みします。

参考までに、カーセンサーの掲載例では支払総額362.6万円・本体価格344.9万円という2023年式の事例があります。本体と支払総額の差が諸費用です。総額表示で比べる癖をつけると損をしません。

みんなの評価

【新価格499万円】ディーラー&KeePer W点検完了!低走行アウトランダーPHEV『後期型』に乗れる!
【新価格499万円】ディーラー&KeePer W点検完了!低走行アウトランダーPHEV『後期型』に乗れる!

アウトランダーPHEVは「電気で静かに走れる4WD SUV」という点が中古でも支持されています。

これは個人的な実感も含めての話ですが、AC100Vや1500Wの電源を積んだグレードはアウトドアや非常用電源としての需要が強く、装備の有無で人気が割れます。仕入れの現場でも、電源・全方位カメラ・レーダークルーズが付いた個体は問い合わせが早い印象です。

一方で、評価が割れるのはバッテリーです。初代後期では充電容量が落ちた個体があり、グーネットの掲載でも「充電容量65パーセント」と明記された2.0Gナビパッケージの事例があります。電気走行に期待して買うなら、この数字を必ず確認してほしい。

燃費・カタログ情報

2023年2月のカタログでは、アウトランダーPHEV Gの新車価格は527万円です。

燃費・カタログ情報

同じカタログでは中古車価格帯が278万〜619万円と掲載されています。新車527万円のグレードでも、上の中古には619万円という新車超えの値付けがある。これは登録済未使用車や希少装備の個体が混ざるためで、PHEVの中古ではよくある現象です。

私の見方として、新車価格を一つの物差しにすると割高な個体を見抜きやすくなります。新車527万円に対して中古で500万円超なら、装備と年式で本当に見合うのかを冷静に計算したほうがいい。

アウトランダーPHEV 2.4 G プラスパッケージ 4WD 衝突被害軽減ブレーキ 純正ナビゲーション Bluetooth フルセグテレビ 全方位カメラ レーダークルーズコントロール ETC ドライブレコーダー ハーフレザーシート パワーバックドア スマートキー

このグレードは「装備フル盛りで価格と装備のバランスが取りやすい」中古の有力候補です。

2.4 Gプラスパッケージは安全装備と快適装備がひと通りそろう構成です。衝突被害軽減ブレーキ、全方位カメラ、レーダークルーズ、パワーバックドアまで入っているので、追加で社外品を足す必要が少ない。中古で買ってすぐ使える完成度の高さが魅力です。

2.4はエンジン排気量が大きい新型寄りの世代で、価格.comの2021年モデル帯(324万〜562万円)に重なる個体が多くなります。予算の中心はここだと考えてください。

アウトランダーPHEV 2.4 G 4WD 9インチナビ 全周囲カメラ ブラインドスポットモニター レーダークルーズコントロール パワーバックドア シートヒーター ステアリングヒーター ETC LEDヘッドライト

【GG?Wの最終型なら間違いなし】旧型アウトランダーPHEVを中古車で購入したオーナーがおすすめの年式を紹介!
【GG?Wの最終型なら間違いなし】旧型アウトランダーPHEVを中古車で購入したオーナーがおすすめの年式を紹介!

こちらはブラインドスポットモニターと9インチナビが付く、視界と安全の装備が厚い個体です。

ブラインドスポットモニター(斜め後ろの死角を知らせる機能)は、車線変更が多い人ほど効いてきます。ステアリングヒーターやシートヒーターも揃うので、寒冷地で使うなら相性がいい。

前のグレードとの違いは「ハーフレザーの有無」程度の差に収まることが多く、内装の好みで選んで問題ありません。私なら走行距離とバッテリー状態が良いほうを優先します。

アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD 充電容量65パーセント 純正ナビ

これは「充電容量65パーセント」と明記された、価格優先で狙う初代後期の個体です。

アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD 充電容量65パーセント 純正ナビ

正直に言うと、私はこのタイプを電気走行目当ての人には積極的には勧めません。充電容量が65%まで落ちているということは、満充電でも電気で走れる距離が新車時より短くなっているからです。

ただし、用途がハマれば良い買い物になります。普段はエンジン主体で乗り、バッテリーは補助でいい、とにかく本体を安く買いたい、という人には合います。容量が明記されている点はむしろ誠実な掲載で、判断材料になるので評価できます。

中古PHEVで「充電容量◯%」と明記された個体は、不利な情報を隠していないという意味で信頼しやすい。数字が書かれていない個体こそ、現車で容量を確認すべきです。

アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD ステアリングヒーター ETC SDナビ シートヒーター オートライト フォグライト パワーバックドア 純正フロアマット 純正アルミホイール

純正装備で素直にまとまった、初代後期の標準的な中古車です。

純正フロアマットや純正アルミが残っている個体は、前オーナーが丁寧に乗っていたサインのことが多い。査定の現場でも、純正品が揃っている車は内外装の状態も良い傾向がありました。

2.0世代なので価格.comの2013年モデル帯(43万〜358万円)に重なります。装備のわりに価格が抑えやすく、最初のPHEVとして試すには手堅い選択です。

アウトランダーPHEV 2.0 G セーフティパッケージ 4WD ワンオーナー/全周囲カメラ/シートヒーター/レーダークルーズ/パドルシフト/レーンキープ/衝突軽減/ステアリングヒーター/ステアリングスイッチ/AC100V/パワーシート/CD・DVD再生

【アウトランダー PHEV Gプラスパッケージ】内外装全部見せます!今すぐ買える中古車を紹介!【おうちで中古車選び】
【アウトランダー PHEV Gプラスパッケージ】内外装全部見せます!今すぐ買える中古車を紹介!【おうちで中古車選び】

ワンオーナーで安全装備がそろい、AC100V電源も付く実用度の高い1台です。

ワンオーナー車は整備履歴を追いやすく、私が仕入れで好んだ条件のひとつです。前の持ち主が一人なら、車の素性が読める。

セーフティパッケージはレーンキープや衝突軽減まで含むので、長距離を走る人に向きます。AC100V電源はキャンプや停電時にも使えて、ここを目当てに探す人も多い装備です。

アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD 純正Bluetooth付フルセグナビ 1500wh電源付 衝突軽減ブレーキ ETC プッシュスタート オートライト 電動パーキングブレーキ ハンドルヒーター 前席シートヒーター パドルシフト 電動テールゲート

1500Wクラスの電源を備えた、災害・アウトドア需要に強い個体です。

アウトランダーPHEV 2.0 G ナビパッケージ 4WD 純正Bluetooth付フルセグナビ 1500wh電源付 衝突軽減ブレーキ ETC プッシュスタート オートライト 電動パーキングブレーキ ハンドルヒーター 前席シートヒーター パドルシフト 電動テールゲート

この「電源として使える」点こそ、アウトランダーPHEVが中古でも値崩れしにくい理由のひとつだと私は見ています。家電を動かせるコンセントを車に積んでいると考えれば、非常時の安心感が違う。

装備はナビ・ETC・電動テールゲート・両席シートヒーターまで一通り。初代後期のなかでは満足度が高く、電源目当てなら第一候補にしていい構成です。

よくある質問

購入前に私が現場でよく聞かれた質問を、出典の数字を添えてまとめます。

よくある質問

アウトランダー中古 phevとは?
2013年1月に登場した、コンセントから充電して電気で走れる三菱の4WD SUV(プラグインハイブリッド車)の中古車のことです。電気を使い切るとエンジンで発電・走行します。2021年12月16日に新型が発売され、中古市場では初代後期と新型が混在しています。
アウトランダー中古 phevの費用は?
媒体によって幅があります。価格.comでは2013年モデルが43万〜358万円、2021年モデルが324万〜562万円。グーネット全体では42.6万〜1151.2万円、車買取EXの中古車平均価格は176.4万円です。カーセンサーには支払総額362.6万円という2023年式の掲載例もあります。
アウトランダー中古 phevの始め方は?
まず初度登録年で世代(初代後期か新型か)を固定し、次に走行距離・装備・バッテリーの充電容量の3点で個体を比べます。グーネットの掲載例では充電容量65%と明記された個体や、2028年3月まで・10万kmの保証付き個体があり、認定中古車保証(3年走行距離無制限)が付く2023年式の例もあります。

最後に一言だけ。アウトランダーPHEVの中古は、価格よりバッテリー状態で当たり外れが決まります。気になる個体があれば、充電容量と保証の有無をその場で確認してください。それだけで失敗の大半は防げます。

この記事について質問できますAIが記事をもとに答えます
こんにちは。この記事について、下の候補から選ぶか、自由に質問できます。

三上 卓也

元中古車販売店 仕入れ・査定担当 ・ 現在はカーライフ系Webメディアの編集者

中古車販売店での査定・仕入れ経験をもとに、実際の販売価格や諸費用を一次情報として調べ、家計目線で損しない中古EV・PHEVの選び方を伝えます。

メルマガ登録

三上 卓也
三上 卓也
中古車販売店での査定・仕入れ経験をもとに、実際の販売価格や諸費用を一次情報として調べ、家計目線で損しない中古EV・PHEVの選び方を伝えます。

記事には書ききれない現場のリアルや最新の動きを、わたしから直接メルマガでお届けします。よかったら登録してください。

登録は無料・いつでも解除できます。